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Morten Haxholm Quartet / Equilibrium

1

Frederick Menzies (ts)
Jonathan Kreisberg (g)
Ari Hoenig (ds)
Morten Christian Haxholm Jensen (b)

Rec. February 27, 2012, at Systems Two Recording Studios, NY
Mixed and Mastered by John Formsgard (Storyville 101 4278)

今っぽいスタイリッシュな現代ジャズ

 サックスがテーマを奏でるM-1がのっけからかっこいい。今っぽい現代ジャズだ。コペンハーゲンで活動するデンマーク人ベース奏者、Morten Christian Haxholm Jensen (以下、クリスチャン) の初リーダー作である。

 ギターにジョナサン・クライスバーグ、ドラムにはアリ・ホーニグという2人の人気者を据えた。ただしこの役者たち、自身のリーダー作とかなり違う抑え目の演奏をしている。個人的にはそこが逆にツボにきた。

 たとえば本盤はギターが大々的にフィーチャーされており、クライスバーグのギタープレイがふんだんに聴ける。だがその演奏は派手にバリバリ弾きまくるスタイルではない。ナチュラルなトーンでちょっと地味目のプレイが渋い。私としてはクライスバーグのリーダー作より、むしろここでのプレイのほうが心地よく感じた。

 かたやホーニグもいつもとくらべ、ずいぶん肩の力が抜けている。「常に全力」 なイメージのある彼がこんなにあっさり叩くのは初めて聴いた。もしかしたらドラムの音圧が心持ち低いせいかもしれないが、ドラマーが 「俺が俺が」 と主張しないぶん、楽曲のよさを生かす好結果になっている。個性の固まりのようなホーニグの演奏としては自身のリーダー作や他の参加作とくらべ存在感が希薄だが、私は充分楽しめた。

 オリジナル6曲に加え、スタンダードの 「Night and Day」、「Out of Nowhere」 の全8曲。主役のクリスチャンは作曲能力があり、2曲のスタンダードも含めて堪能した。思わぬ掘り出し物だ。当ブログ選出、ライジングスター部門・金賞を進呈するとしよう。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

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