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Rodney Green Quartet / Live at Smalls

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Rodney Green (ds)
Seamus Blake (ts)
Luis Perdomo (p)
Joe Sanders (b)

Rec. October 16, 2012, at Smalls, NY
Engineer: Christian Kauffman (Off Minor OFM-042)

ロドニーは大魚をモノにした

 ここ数年、重要なレコーディング・セッションにたびたび顔を出している個性派ドラマー、ロドニー・グリーンの初リーダー作だ。結論からいえば、今まで聴いた彼の参加作の中でも最上級の部類に入る。ジャズのおいしいところが存分に堪能できるライヴ盤だ。

 メンバーは、シェイマス・ブレイク(ts)以外は全員、ジョー・サンダース(b)の1stリーダー作 「Introducing Joe Sanders」 (2012)とまったく同じ顔ぶれ。たぶん気心の知れたメンバーなのだろう。

 構成はグリーンのオリジナル4曲を含む全7曲。アルバム冒頭、本作にも参加しているルイス・ペルドモ(p)のリーダー作 「Links」 (2013)でも1曲目に演っていたグリーンのオリジナル「Percy's Delight」で幕が開く。名曲だ。グリーンはドラマーながら作曲のセンスもよく、M-1はもちろんM-2、M-4のテーマもよく耳に残る。なかなかのメロディ・メイカーである。

 参加メンバーに目を移すと、なんといってもペルドモのピアノがすごくいい。特にM-2、M-3、M-5での物憂いフレージング、また逆にM-4、M-7のエネルギッシュなプレイも印象に残った。出来不出来の波があるブレイクも本作では非常にいい。脱力したように 「抜いた」 力まない演奏が味わい深い。

 ライヴだからスタジオ盤とは少し事情が違うが 「他人のリーダー作だから」 などと、ヘンに遠慮したようなところが各人にまったくない。メンバー全員が伸び伸びと持ち味を出し切っている。主役のグリーンもタメ気味のタイム感がなんともいえず、絶対に買う価値のある1枚だ。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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松岡美樹

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予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

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