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David Weiss / When Words Fail

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David Weiss (tp)
Myron Walden (as)
Marcus Strickland (ts)
Xavier Davis (p)
Dwayne Burno (b)
E.J. Strickland (ds)
Ben Eunson (g on 3, 8)

Rec. December 6-7, 2013, at Systems Two Recording Studios, NY
Engineer: Joe Marciano (Motema Music MTM144)

ダークでスタイリッシュな男の美学

 David Weiss & Point of Departure名義の作品群を聴いて気に入って以来、ずっと注目しているトランペット奏者、デヴィッド・ワイスの新作が登場した。今度は完全な個人名義だ。結論から先にいえば、本盤は彼の最高傑作だろう。

 タバコの煙が香るダークな雰囲気がちょっと60年代マイルスを思わせる。ジェレミー・ペルトがそっち路線をやめてしまったのでずいぶんがっかりしていたが、ワイスが続けてくれるならありがたい。

 マイロン・ウォルデン(as)、マーカス・ストリックランド(ts)との3管がテーマを物憂くスタイリッシュに決める。M-3とM-8でギターを聴かせるBen Eunsonもいいアクセントになっている。ピアノレスだったPoint of Departureはギターがキイになっていたので、これもうれしい限りだ。

 管のアレンジはウェイン・ショーター集だった前作「Endangered Species」(2013年)を思わせるが、基本的には初期Point of Departure時代の延長線上にある音を発展させた感じだ。譜面に書かれた演奏とアドリブとの比率が按配よく、聴き応えがある。

 前作は複数の管によるビッグバンド仕立てのアレンジが(私には)うるさく感じられたが、本作はちょうどいい。古き良きジャズへ退行しそうな雲行きだった前作とくらべ、本盤はずっとモーダルで現代的。明らかにこっちのほうが好みだ。ホッとひと息、安心した。この路線で次回作も期待したい。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

Comment

No title

お久しぶりです。
このアルバムの広告、最新版の米誌ダウンビートにも載っておりました。
なかなかよさそうですね。
ベースのDwayne Burnoは昨年末亡くなってしまったので、
日付から見ると彼の最晩年の録音かもしれませんね。

おひさしぶりです。

これ、いいですよー。
発売前から狙っていました。

Burnoは亡くなったそうですね。
調べ物をしていたら、確か「追悼作」みたいなアルバムが出ていました。
惜しい人をなくしましたね。
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松岡美樹

Author:松岡美樹
予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

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