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Lars Danielsson / Liberetto II

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Lars Danielsson (b, cello, p, piano melody)
Tigran (p, fender rhodes)
John Parricelli (g)
Magnus Öström (ds, per, electronics)

Mathias Eick (tp)
Dominic Miller (g)
Cæcilie Norby (voice on M-12)
Zohar Fresco (per, vocals)

Released: 2014 (ACT 9571-2)
Engineer: Bo Savik and Jan Erik Kongshaug

日本人好みの甘い哀愁が漂う

 スウェーデン人ベーシスト、ラーシュ・ダニエルソンのカルテットによる人気作「Liberetto」(2012)の続編が登場した。ダニエルソン盤は日本でも毎回評価が高いが、甘く哀愁のあるメロディがいかにも日本人好みな音という感じだ。

 アコギとトランペットが効果的に配置されており、そこにティグラン・ハマシアンが奏でる美しいピアノがからむ。あるいは主役ダニエルソンのベースソロが挿入される。複数の楽器が重層的に積み上げられたその様は、計算された作曲者の意図を感じさせる。

 緻密にアレンジされた(いい意味で)自由度の低い音であり、基本的にはスタジオ入りまでに完成している種類の音楽である。作曲者が練りに練った楽想を楽しむための作品とでもいえようか。

 構成的には、クラシックの室内楽を聴いてるかのように錯覚させられる瞬間があったり、かと思えばヨーロッパの古いフォークソングの要素が漂うなど、かなり多面的な音楽性を感じさせる。こうしたさまざまな要素をミクスチャーした上で、甘い味付けをして売れる音を作りました、という感じだ。

 ダニエルソンは1958年スウェーデン生まれ。ヨーテボリの音楽院でクラシックのチェロを学び、その後ジャズに転向しベースを弾くようになる。80年代初めにはデイヴ・リーブマン、ボボ・ステンソンらとカルテットを結成し、ジョン・スコフィールドらアメリカのビッグネームと共演し評価を得ている。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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松岡美樹

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