スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Patrick Cornelius / Fierce

1

Patrick Cornelius (as)
Michael Janisch (b)
Johnathan Blake (ds)

Nick Vayenas (v-tb on 4, 6, 9)
Mark Small (ts on 5)

Recorded: January 22, 2009, at Bennett Studios, NJ
Engineer: Alessandro Perrotta (Whirlwind Records WR4614)

野生的でアグレッシヴなサックストリオに燃える

 サックストリオがアグレッシヴに暴れる爽快感! NYCで活動する若手アルト奏者、パトリック・コーネリアスが2010年にリリースしたセカンド・リーダー作である。サックストリオで鍵になるベースのマイケル・ジャニッシュがゴリゴリぶっちぎりのプレイで飛ばす。ドラムスのジョナサン・ブレイクともども重厚で攻撃的なリズム隊が圧倒的だ。

 メンバーは主役のパトリック・コーネリアス(as)にマイケル・ジャニッシュ(b)、ジョナサン・ブレイク(ds)。このサックストリオが基本になる。ほかにゲスト参加として、バルブトロンボーン奏者のニック・ヴァエナス、マーク・スモール(ts)が計4曲でプレイしている。

 トリオ編成のためたっぷりある空間を背に、ジャニッシュとブレイクのリズム隊が音数多くバリバリ煽る。それに触発されたコーネリアスが知性を漂わせながらも躍動的に咆哮する、という構図。サックストリオの見本みたいな展開である。ベースソロあり、ドラムソロありでリズム隊の見せ場も多い。

 コード楽器の不在はマイナスどころか、むしろ3人による広いスペースを生かした激しいインプロヴィゼーションのためのトリガーになっている。そのためノリノリの演奏に身をまかせ、理屈抜きで楽しめるアルバムに仕上がっている。

 コーネリアスは「Lucid Dream」(2006)でデビュー以来、「Fierce」(2010)、「Maybe Steps」(2011)、「Infinite Blue」(2013)と秀作を連発しているが、その中で本盤は最もワイルドでエネルギッシュなアプローチをした作品といえる。

 コーネリアスは2005年にアメリカ作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)主催のYoung Composer Awardsで優勝し、2011年にはダウンビート誌で「将来を嘱望される若きタレント」に選ばれた。また2012年にはアメリカ室内楽協会(CMA)のNew Jazz Works Commissionを受賞している。
スポンサーサイト

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

Comment

非公開コメント

プロフィール

松岡美樹

Author:松岡美樹
予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

最新記事
カテゴリ
ブログ内検索
全記事一覧・表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。