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Nick Granville Group / Refractions

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Nick Granville (g)
Roger Manins (sax)
Olivier Holland (b)
Ron Samsom (ds)

Recorded: November 13, 2012, at the Kenneth Myers Centre, NZ
Engineer: John Kim and David Rylands (Rattle Records Rat-j-1017)

ジョンスコ2世が暴れる超ゴキゲンなファンク・アルバム

 ジョン・スコフィールドにそっくりな粘着ファンク・ギターが暴れ回る。おまけにサックスまでロヴァーノ似なんだから念が入っている。ニュージーランドのウェリントンを拠点に活動するギタリスト、ニック・グランヴィルが発表したばかりの新譜である。

 本作はジョンスコをこよなくリスペクトするニックが、ニュージーランドのオークランドでは知る人ぞ知るオールスターを率いてレコーディングした作品だ。音楽的には、90年代初頭のジョー・ロヴァーノ(ts)入りのジョンスコ作品「Mean to be」(1991)、「What We Do」(1992)あたりのいちばんおいしい時期の音をスコっている。

 全10曲すべてニックのオリジナル。特に目を引くのは終盤M-8~10のノリのいいナンバーだ。まずM-8は「ドトート、トート、ドートト、トトト」という必勝パターンのかっこいいリフが繰り返される。これは楽しい。おまけに「今どきこんなに吠えるサックスはいないぞ」ってくらいサックスが吠えまくる。

 かたやM-9はジョンスコの「Mean to be」(1991)に収録されている「Chariots」にクリソツな曲だ。粘っこいグルーヴとトボけた味が楽しめる。ちなみに本家「Chariots」の収録メンバーはジョー・ロヴァーノ(ts)にマーク・ジョンソン(b)、ビル・スチュワート(ds)という黄金の4人である。

 ほかに同じくジョンスコ作品「Time On My Hands」(1990)を思わせるグルーヴィな4ビートのM-1、ブルージーでノリのいい4ビートのM-2、サンバっぽく跳ねる明るいM-3あたりがいい。

 ニックのギターはジョンスコみたいに派手なアウトこそしないが、リズムがラフでアバウトに揺れるところまでそっくりだ。音色はもちろんうりふたつで、特にM-1やM-5、M-9のギターはぶっちゃけ本物と区別がつかない。かなりジョンスコのセッティングを研究しているのだろう。いやはや、おみそれ致しました。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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