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Owen Howard / Drum Lore Vol. 2 More Lore

1

John O'Gallagher (as)
Adam Kolker (ts, ss, b-cl)
Frank Carlberg (p)
Johannes Weidenmueller (b)
Owen Howard (ds)

Recorded: November 2, 2013, at Peter Karl Studios, NY
Engineer: Michael Perez-Cisneros (bjurecords BJUR050)

ブルックリンの音ってどんなの? という人におすすめの1枚

 陽性か? 陰性か? といえばハッキリ陽性で明るく楽しい作品だ。ラテンっぽいノリを散りばめながら現代ジャズを綴る1枚。ホーンセクションやキメのアレンジに音楽センスがうかがえる。ブルックリンを拠点に活動するドラマー、オーウェン・ハワードが発表したばかりの新作だ。

 本作をリリースしたBrooklyn Jazz Undergroundは、文字通りニューヨーク・ブルックリンのジャズ・カルチャーを発信するインデペンデント系アーチストのアソシエーションである。

 主役のオーウェンは、タメ気味でややルーズなドラミングに味があるドラマーだ。カナダ・エドモントン生まれ。15才でドラムを始め、1988年にニューヨークへ進出した。リーダー作としては「Sojourn」(1993)、「Pentagon」(1997)、「Time Cycles」(2007)、「Drum Lore」(2010)などがある。

 オリジナル4曲のほか、ポール・モチアン、フィリー・ジョー・ジョーンズ、トニー・ウイリアムス曲など全10曲。畳み掛けるようなオープニングから4ビートに突入するM-1でアルバムは幕が開く。いい意味でとっ散らかった、元気のいいナンバーだ。

 メンバーの中でいちばん気を吐いているのは、「Reflections」(2011)、「FLAG DAY」(2008)などのリーダー作があるサックス奏者のアダム・コルカーである。彼はSunnyside のほか、ヨーロッパのマイナー・レーベルからも作品をリリースしている。一種異様なセンスを放つ個性派だ。

 アルバム全体にキラキラと太陽が輝くような陽気さが漂い、ちょっと落ち込んでいるときに聴くと気持ちを引っ張り上げてくれる。まるで強烈なウォッカを飲んでいるような気分にさせられる。

 ラテンっぽいリズムでダンサブルなM-3、ハッピーでウキウキするような4ビートのM-5、明るく軽やかテーマで始まる4ビートのM-7あたりが特に耳に残った。「ブルックリンの音って一体どんなの?」という人なら聴いて損はない1枚だ。

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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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松岡美樹

Author:松岡美樹
予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

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