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2度めの「モテ期」を謳歌するビル・スチュワート

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*ダニー・グリセット(p)の新譜「The In-Between」

ビルの参加作が立て続けに雨あられのリリース

 このところ、ビル・スチュワート(ds)が参加したニューアルバムを聴く機会が多い。

 レヴューはまだ書いてないが、最近ではダニー・グリセット(p)の新譜とジョン・スコフィールド(g)の新譜を立て続けに聴いた。

 どちらもいい作品だが、特にグリセットのアルバムでは、ビルがまさに水を得た魚のような状態でエネルギッシュに叩きまくっている。ちょうどあのジョンスコのライブ盤「EnRoute」(2004年)や、シェイマス・ブレイク(ts)の名盤「Bellwether」(2009年)で聴かせていた彼のベストプレイといえる客演と同レベルの快演ぶりである。

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*ジョン・スコフィールド(g)の新譜「Past Present」

90年代から2000年代にかけ一時代を築いた名ドラマー

 ビル・スチュワートといえば、90年代後半から2000年代にかけて一時代を築いた名ドラマーだ。誰かの新譜が出れば、その作品ではたいていビルが叩いているーー。そんな乱れ咲きのような引っ張りだこの有様だった。

 だがその後エリック・ハーランド(ds)が台頭するにつれ、今度は出る新譜、出る新譜、みんなハーランドが参加している「第二のビル」状態になり、相対的にビル・スチュワートの出番が減って行った。いやハーランドのドラミングは確かにすごいが、ノリのよさを前面に出した楽しいプレイではビルもぜんぜん負けていないし、なのにまるで火が消えるかのようにビルの参加作を見かけなくなって行くのが正直さみしかった。

 別にドラミングのスタイルが古くなったとかいうわけでも何でもなく、単にマスコミが人工的に作り出すアイドル・タレントのブームみたいに火がついたり消えたりするのがなんだかとても腹立たしかった。

 だが、ここへ来て冒頭に挙げた2作品での立て続けの爆発である。思わず快哉を叫んだのは言うまでもない。

 そんな感慨に耽りながらこれら2作品を聴くと、本当にビルのワザのパターンのすごい豊富さに改めて驚かされる。ぜひこのペースでガンガン演ってほしいし、ハーランドといい意味で「殴り合いのケンカ」をしながら互いに高みを究めてほしい。

 がんばれ、ビル。

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ジャンル : 音楽

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松岡美樹

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予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

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