スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Avishai Cohen / Introducing Triveni

1

Avishai Cohen (tp)
Omer Avital (b)
Nasheet Waits (ds)

Recorded: December 17-18, 2009, at Systems Two, NY
Engineer: Joe Marciano (Anzic Records ANZ-5103)

痛快! ワイルドな三銃士がホットに飛ばす

 熱くエネルギッシュで、ときにブルージー。泥臭く、男臭さムンムンのワイルドな奴らがヤラかしまくる。「The Trumpet Player」(2003年、レヴュー記事はこちら)で鮮烈なデビューを飾ったイスラエル出身の超絶トランペッター、アヴィシャイ・コーエンが2010年に発表した「Triveni」三部作の第一弾だ。

 主役のアヴィシャイを強力にサポートするリズム隊は、オマー・アヴィタル(b)とナシート・ウェイツ(ds)。このトリオ編成で、はるか地の果てまでぶっ放す。

 とにかく明るく楽しく躍動的で、爆発的な勢いがある。気が滅入っているときに聴いても、思わずカラダでリズムを取ってしまいそうな朗らかさ。そんな、だれもが親しめるポピュラリティ豊かなエンターテインメント作品に仕上がっている。

 本作のタイトルになっている 「Triveni」とは、アヴィシャイのパーマネントなユニット名である。その第一弾となった本盤に続き、「Triveni Ⅱ」(2012年、レヴュー記事はこちら)、「Dark Nights」(2014年)と過去に作品を3連発している。

 ちなみに第二弾の「Triveni Ⅱ」と本作は同じ日に録音されているが、ひたすら3人が暴れまくる第二弾に対し、本作はよりブルージーな面が濃くジャズの伝統的な要素にスポットライトを当てている。

 そのため緊張感でヒリヒリする尖った内容だったデビュー盤とくらべても、かなりおおらかでリラックスできるテイストだ。トンがっていたデビュー作と違い、より従来のジャズの方法論にのっとり原点回帰している。そのぶん度肝を抜くような斬新さはないが、比較的コンサバティブなジャズが好きな人には向く。おすすめである。

スポンサーサイト

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

Comment

非公開コメント

プロフィール

松岡美樹

Author:松岡美樹
予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

最新記事
カテゴリ
ブログ内検索
全記事一覧・表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。