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Charles Lloyd & The Marvels / I Long to See You

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Charles Lloyd (ts, fl)
Bill Frisell (g)
Greg Leisz (steel guitar)
Reuben Rogers (b)
Eric Harland (ds)
Willie Nelson (vo & g on M-7)
Norah Jones (vo on M-9)

Recorded: April 27-28, 2015, Santa Barbara Sound Design, CA
Engineer: Dom Camardella (Blue Note 4765257)

ノラ・ジョーンズまで動員した必死すぎる迷盤

 煮詰まったロイドがビル・フリーゼルの魔力にすがろうとしたが見事に失敗。1曲だけゲスト出演したウイリー・ネルソンの歌がいちばんいい、というなんとも皮肉な盤だ。チャールス・ロイドが発表したばかりの新作である。

 メンバーはいつものルーベン・ロジャース(b)、エリック・ハーランド(ds)のリズム隊に加え、あまたの参加作で鮮やかなマジックをふるってきた魔術師ビル・フリーゼル(g)。ウイリー・ネルソンとノラ・ジョーンズが1曲づつゲストで歌っている。

 アルバムはボブ・ディランの「Master's of War」で幕があく。ウイリー・ネルソンは反戦歌「Last Night I Had the Strangest Dream」を熱唱し、1974年にジョー・コッカーがヒットさせた「You Are So Beautiful」をノラ・ジョーンズがしっとり歌う。

 ほかにロイドが1966年にリリースしたアルバム「Dream Weaver」に入っていた「Sombrero Sam」を取り上げたほか、トラッドの「La Llorona」や「Shenandoah」、「All My Trials」、「Abide With Me」を収録している。

 あちこちから曲と人を寄せ集め、ノラまでフィーチャーしてあのテこのテの必死すぎる七転八倒ぶりだが、残念ながらすべてが空振りに終わっている。こんな退屈な盤はひさしぶりだ。本物のカントリーを聴いていたほうがよほどいい。

 フリーゼルが客演した作品は傑作が多いのでアテにしたのだが、キッチリはずれてしまった。部分的に試聴したときには「いい」と思ったが、どうもフリーゼルの破片が耳に入ってごまかされたようだ(彼の妖艶なギターの響きだけがひたすらいい)。やれやれ。


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