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Florian Hoefner Group / Luminosity

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Seamus Blake (ts, ss)
Florian Hoefner (p)
Sam Anning (b)
Peter Kronreif (ds)

Recorded: June 8-9, 2015, at Acoustic Recording, NY
Engineer: Michael Brorby (Origin Records ORIGIN82706)

S.ブレイク参加、渋さを極めたコンポラの秀作

 ドイツ出身のピアニスト、フローリアン・ホフナーがリリースしたばかりの最新作だ。彼にとってはOrigin Recordsから3枚目の作品になる。派手さとは対極で、さりげない渋さの中にコンテンポラリーな独特のセンスがきらりと光る秀作である。

 主役のフローリアンは、あのカート・ローゼンウィンケルが客演した「Roman Ott Inner Shape」名義の隠れ名盤「Seeing People」(2009)にも参加している知る人ぞ知るピアニストだ。ベルリン芸術大学でジャズピアノの学位を取り、その後、NYCのマンハッタン音楽院でジェイソン・モラン、デイヴ・リーブマンらに師事している。

 全8曲すべてフローリアンのオリジナル。どちらかといえばベン・ヴァン・ゲルダー的な、あえてヤマ場を作らないようなウネウネしたクールなジャズだ。とはいえゲルダーほど無味乾燥さは極端でなく、適度に見せ場を作りながら随所で盛り上がるうまいアレンジがなされている。

 アルバム全編、シェイマス・ブレイクが前面に出て現代的なプレイをかます。それもおいしいのだが、なにより主役フローリアンのピアノがまた素晴らしい。特にM-2、M-3、M-4、M-5のピアノソロは飛び切りスリリングでかっこいい。ピアノ好きなら彼のピアノを聴くためだけに買っても損はない。リズム隊もしっかりしたサポートで全体の土台を支えている。

 とにかく渋い作りなので、一度聴いただけではピンとこないかも? 2度3度と聴いてるうちにジワジワと滋味が滲み出す。そのぶん飽きずに長く楽しめる盤である。

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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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松岡美樹

Author:松岡美樹
予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

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