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David Sanchez / Cultural Survival

David Sanchez  Cultural Survival

David Sanchez (ts, per, vo)
Lage Lund (g)
Ben Street (b)
Hans Glawischnig (b)
Henry Cole (ds)
Adam Cruz (ds)
Pernell Saturnino (per)
Danilo Perez (p)
Robert Rodriguez (p, rhodes)

Rec. November 17-19, 2007, at Sear Sound, NY
Engineer: Don Murray (Concord Picante 7230562)

万華鏡的ラテンのリズムと緊張感がたまらない

「それ聴いてなかったんかい」シリーズの第○弾である。プエルトリコ出身で何度もグラミーにノミネートされてるテナー・マン、デヴィッド・サンチェスの Concord Picante 移籍第一弾だ。

 いや何度も試聴はしていたが、なんとなく手が伸びなかっただけ。しっかし、こーんな「ものすごくいい」とは思わなかった。とっとと買っとけ、って話だ。

 メンバーはご覧の通り。いかにも2000年代なジャズの先っぽ的豪華ミュージシャンが勢揃いだ。個人的にはギターのラーゲ・ルンドが全編テナーとユニゾンでテーマを弾いたり、ソロを取ったりしてるのがうれしい。ベースのベン・ストリートは相変わらず音の輪郭が見えないぼんやり太い音だが、ドラムスのアダム・クルーズとヘンリー・コールはいいわぁ、たまりまへんな。

 オリジナルが7曲と「Monk's Mood」の計8曲。個人的には、言われているほどカリビアンだ、アフリカンだ、アフロ・キューバンだ、ってこれ見よがしな感じはしない。今やこれらの音楽がすっかりジャズに融け込んでいるからだろうか。もちろん複雑なキメは多用されているし、基本的なビートはそれ系だったりするのだが。

 本盤のテイストをひとことでいえば、とにかくクール&シリアス。テンションが高く、ルンドのいい意味で凍りつきそうな無機質プレイがそれに輪をかけている。ピリピリする緊張感と高揚感が味わえる1枚である。ゲスト参加の2人のピアニスト、ダニーロ・ペレスとロバート・ロドリゲスもいい仕事をしている。

 リラックスするために聴く音ではないが、変幻自在のめくるめくリズムパターンと緊張感がいい。真夏の暑い夜がひんやり涼しくなりそうな逸品だ。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

Comment

こちらからもTBさせていただきます

本作は4ビート基調の中でのラテンのノリが滅茶苦茶カッコよかったです。
この辺はどちらにも転ぶことができるリズム隊を配したことによる効果の表れだと思いますが、そんな中ルンドもなかなかの相性ぶりを見せてましたね。
リーダー作でもたまにはこういう演奏を聴いてみたいものです。

ありがとうございます

naryさん、こんばんは。本作は「もっと早く買っておけばかった」と痛感したアルバムでした。これ見よがしでないラテン・フレーバーがよかったですし、ルンドもいい味付けになっていましたね。
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松岡美樹

Author:松岡美樹
予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

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