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Josh Ginsburg / Zembla Variations

Josh Ginsburg  Zembla Variations

Eli Degibri (ts, ss)
George Colligan (p, Fender Rhodes)
Josh Ginsburg (b)
Rudy Royston (ds)

Rec. June 22, 2011, at Peter Karl Studios, NY
Engineer: Michael Perez-Cisneros (bju records BJUR 030)

NYC最先端、ダーク&クールなコンテンポラリー・ジャズ

 ブルックリンを拠点に活動している若手ベーシスト、ジョシュ・ギンズバーグの初リーダー作だ。ピアノにジョージ・コリガン、サックスにエリ・デジブリ、ドラムスにルディ・ロイストンを配した豪華なワンホーン・カルテットである。

 本作は全8曲、すべてギンズバーグのオリジナルと気合いが入っている。ベースとピアノが妖しくからむ導入部がかっこいい冒頭のM-1から、いかにもブルックリンっぽいダークな楽曲が続く。肌触りがひんやり冷たい現代的なジャズだ。私的にはどストライクな音である。

 デジブリに関しては過去のリーダー作にさっぱり乗れず完全スルーしていたが、ここでのプレイはいい意味でクールに醒めており非常に冴えている。そしてなんといっても本作の聴き物はコリガンである。アルバムの方向性にドンピシャなうすら寒い (ほめてます) ソロをバシバシ決めていて超かっこいい。

 ちなみに主役のギンズバーグは、コリガンのリーダー作 「Living For The City」 (2011)、「Runaway」 (2008)にも参加している旧知の間柄だ。ギンズバーグはもともと故郷のボルチモアでプロ生活をスタートさせ、その後ニューヨークでジョン・パティトゥッチに師事した。サイドメンとしてはトム・ハレルやマルグリュー・ミラー、ケニー・バロン、カート・ローゼンウィンケル、マーク・ターナーなどと共演歴がある。

 さて最後に見逃せないのが個人的なお気に入り、ルディ・ロイストンのドラミングである。「スパン!」と切れ味のいい彼のスネアとバスドラのがっつり感が、本作のカラーを完全に決定付けている。重さとノリのよさを両立させたいいドラマーだ。ギンズバーグのベースとも相性バッチリで、ずっしりした独特のノリを聴かせている。ニューヨークの先っぽが見えてくるおすすめの1枚である。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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松岡美樹

Author:松岡美樹
予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

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