スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Ralph Bowen / Total Eclipse

Ralph Bowen  Total Eclipse

Ralph Bowen (ts, ss)
Jared Gold (org)
Mike Moreno (g)
Rudy Royston (ds)

Rec. October 20, 2011, at Acoustic Recording, NY
Engineer: Nick O'Toole (Posi-Tone Records PR8097)

ボウエンの「光」とモレーノの「影」が交錯するオルガン・ジャズ

 サックス奏者、ラルフ・ボウエンの新譜はゴキゲンなオルガン・ジャズだ。メンバーはジャレッド・ゴールド (org)にマイク・モレノ (g)、ルディ・ロイストン (ds)。モレノとロイストンが大のお気に入りだけに、期待は大だ。

 フタをあけてみると割にオーソドックスなノリノリのオルガン・ジャズだった。全9曲がオリジナルである。ゴールドがオルガンで弾くベースラインがゴリゴリと楽曲の核になっている。ボウエンの熱いブロウ、ロイストンのホットなプッシュとあわせ、力強い演奏だ。

 ギターのモレノはオルガンが弾くコードワークとのバッティングを避けるためかほとんどバッキングしていないが、大部分の曲でソロを取っている。彼のギターソロになると空気がまるで変わるのが興味深い。

 ボウエンが吹いているときは、熱き血潮が煮えたぎる系の古典的なよくある4ビート・ジャズなのだが、モレノがソロを弾き始めるとあたりの空気が一変し、ちょっと屈折したクール系の現代的なジャズに変貌する。モレノは楽曲を「まったく別の何か」に変える力をもっている。本当にスペシャルなギタリストだ。おすすめです。
スポンサーサイト

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

Comment

No title

松岡さん お久しぶりです。

この盤は、発売だいぶ前から密林に予約を入れといたのですが、
いきなり "在庫切れ、入荷時期未定"などとわけのわからぬ対応に
より、一旦キャンセルしたこともあり、大幅に入手が遅れ、
新譜としての旬な記事のタイミングを外し、記事化への意欲を
すっかりなくしていました。
最近の密林は、これが度々あり信頼度急降下です。

この盤の興味は、一点。
BowenにGoldが加わり、ホットな展開も予想される中で、
このクールな仕事人Morenoがどう動くのか、ある意味
踏み絵的な興味もあったのですが、周りに流されることなく、
自分を通し、なおかつ周りの空気感まで変わったと感じられる
のは、さすがブレない男です。
やはり信頼度高いですね!



表の主役と、陰の主役

J worksさん、おひさしぶりです。

アマゾンは同じく私が申し込んだときも「在庫切れ」表示でしたね。
私はそのまま放置してましたが、そのうち送られてきました(笑)
様子がちょっと怪しいですね。

本作はギターのモレーノと、他のメンバーとのプレイぶりが対照的で、
非常に興味深かったです。同じジャズといっても範囲は広うござんす、みたいな。
表の主役はテナーとオルガンですが、影の主役はギターだな、という感じでした。
非公開コメント

プロフィール

松岡美樹

Author:松岡美樹
予定調和じゃない最近のJAZZが好物です。

最新記事
カテゴリ
ブログ内検索
全記事一覧・表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。