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Ben Allison / Action-Refraction

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Michael Blake (ts, b-cl)
Jason Lindner (syn, p)
Steve Cardenas (g)
Brandon Seabrook (g on 3,7)
Ben Allison (b)
Rudy Royston (ds)

Rec. December 6-7, 2010, at Maggie's Farm, PA
Engineer: Matt Balitsaris (Palmetto Records PM2149)

煌びやかなアレンジがまぶしいNY発・先端系カヴァー集

 セロニアス・モンクやダニー・ハサウェイ、ニール・ヤング、サミュエル・バーバー――原形を留めないほど凝ったアレンジのカヴァー曲がノン・ジャンルでずらりと並ぶ。シンセとロックビートを大胆に取り入れた煌びやかな音作りがまぶしい。ニューヨークの先端系ベーシスト、ベン・アリソンの最新作だ。

 フォーク・ロックからR&B、オルタナティヴ、クラシックまで。まるでおもちゃ箱を引っ繰り返したような賑やかさだ。オリジナリティがモットーのアリソンが、全7曲中6曲でカヴァーに挑戦した。とはいえ彼らしく、計算された編曲ですべてを自分色に染めている。もはやジャズというより 「アリソン・ミュージック」 と呼ぶのが正しい。

 僚友のスティーブ・カーディナス (g) とルディ・ロイストン (ds) が音の骨格を作り、マイケル・ブレイク (ts) 、ジェイソン・リンドナー (syn, p) がその土台の上で複雑に入り組んだモチーフに彩りを添える。音楽的にはまったくカテゴライズできない音だが、あえていえばオルタナやミニマル・ミュージックを融合させたロックに近い。

 アリソンは1966年コネチカット生まれ。NYコンテンポラリージャズの一翼を担う才人で、フレッド・ハーシュやラリー・ゴールディングスらと並び Palmetto Records の主要アーチストである。本作は1996年にリリースされたデビュー盤 「Seven Arrows」 から数えて10枚目のアルバムに当たる。

 保守的なジャズファンには敷居が高いが、偏食しないリスナーなら試してみる価値はある。ひょっとしたら自分の古い価値観が粉みじんに崩壊する快感が得られるかもしれない
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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松岡美樹

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